旦那のいびきで眠れない!健康被害がでるまえに止める方法
1.旦那のいびきに悩んでいる方へ
一日の疲れを取りたい、ゆっくりと眠りたいのに、旦那のいびきがうるさくて眠れない…そんなお悩み相談が増えています。
静かな眠りを妨害する騒音はストレスと不眠の原因になります。
旦那さまのいびきに困っている方は非常に多く、頭を悩ませている方も多いようです。
いびきはご本人の問題だけでなく、パートナーや家族間でも問題としてとらえる必要があります。いびきの騒音問題は、寝室を分ける理由のトップとして上がっているほどです。
2.実は深刻な旦那のいびき問題
旦那さまのいびきは単なる騒音、ではないかもしれません。
実は、大きないびきは、睡眠時無呼吸症候群と呼ばれる病気のサインの可能性もあります。
そのままいびきを放置すると、高血圧や心臓病、さらには脳卒中のリスクを高める可能性があり、危険です。
パートナーやご家族のいびきで悩んでいる方は、快適な眠りを取り戻すための解決策のみならず、健康問題にも焦点をあてながら、対処していきましょう。
いびき治療はこちら3.いびきがもたらす健康被害
3-1.日中に眠たくなる
いびきはご本人の健康を害するものであり、日常生活や健康被害にも影響を与えることもあります。
一時的な対処法を考えるよりも、いびきをしなくなることが重要になります。
たまにいびきをかくことがある程度であれば、疲れなどが原因であることが多く、改善しやすくなります。
しかし、毎晩のようにいびきをかいているのであれば、「習慣性いびき」である可能性があり、睡眠時無呼吸症候群が潜在しているかもしれません。
✔睡眠時無呼吸症候群の特徴
①睡眠中に10秒以上呼吸が止まる、弱くなる
②上記のようなことが1時間に5回以上起こる
低呼吸、無呼吸が繰り返されることで、身体や脳の酸素不足につながります。
このような状態では、日中の眠気による事故などにつながることもあるため深刻であり、治療が必要です。
また、本人の心身の健康問題ばかりでなく、特に公共交通機関や物流など、乗り物の運転を伴う職業に就いている方は産業事故を引き起こす可能性がある為、早めの治療をおすすめいたします。
3-2.生活習慣病のリスクが高まる
いびきは脂質異常症や高血圧、糖尿病などの生活習慣病を引き起こすリスクも高くなります。
いびきにより睡眠不足になると、食欲を高めるホルモンがたくさん分泌し、食欲を抑えるホルモンの分泌が低下するといわれているためです。
その結果として、食欲が増加し肥満になりやすくなります。肥満は、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病に大きく関係しています。
それだけでなく、生活習慣病は血管や脳、心臓などの臓器に悪影響を与えます。脳卒中や心筋梗塞など命を脅かす病気につながることがあり、危険です。
また、睡眠不足はうつ病や認知症などの精神・神経疾患とも関係が深いと言われています。
3-3.風邪をひきやすくなる
睡眠不足の状態が続くと、体内の免疫力も下がります。
結果として風邪をひきやすくなり、治りにくいなど体調を崩しやすくなる方も多くいらっしゃいます。
4.旦那のいびきが妻に与える影響
このような、いびきがもたらす健康被害はいびきをかくご本人だけの問題ではありません。
同じように、睡眠不足やそのストレスから奥様にも影響を与えることになるでしょう。奥様の安眠が妨害されることで、イライラが増大し夫婦間の関係に悪影響を及ぼしかねません。
パートナーのいびきは甘く見てはいけません。睡眠障害が続くとうつ病になる危険もあります。
また、新生児や幼児がいる家庭にとってもかなり深刻なことです。
新生児や幼児は小さな音にも敏感であるため、せっかく寝かしつけたあとでも大きないびきの音で起こしてしまうこともあるでしょう。
このような状況では、赤ちゃんも十分な睡眠を取れません。
夜間の授乳やケアが必要になり、赤ちゃんは昼間もぐずりがちになり、機嫌が悪くなります。ママの疲労と育児ストレスも増えます。
いびき治療はこちら5.旦那のいびきを止める方法〜旦那にやってもらうこと〜
5-1.ダイエット、生活習慣の見直し
減量はとても効果的です。
いびきの原因となる首回りの脂肪が減ることがポイントで、脂肪組織による気道の圧迫がとれるので、いびきの音の軽減、または消失が見込めます。
5-2. 寝方を変える
仰向けで寝ると、舌が後方に落ち込み気道が狭くなりやすいです。
このような時は、抱き枕を使う方法が効果的です。横向きに寝ることをサポートする枕を使用することで、いびきの防止対策になるでしょう。
横向きの体勢で寝てみることは、今すぐできる対策と言えます。
5-3. 飲酒を控える
仰向けでのレム睡眠時は、舌が落ち込みやすくなるため要注意です。
アルコールの摂取は、舌の筋肉の弛緩を促し、いびきを悪化させます。就寝前の飲酒を控えることをおすすめいたします。
飲酒の習慣が方は、夕飯時の飲酒で留めておくなど、寝る直前のアルコール摂取にならにようにすると良いでしょう。
5-4. 鼻呼吸をする
口を開けて眠ると、舌根が喉の奥に下がり、いびきの音が生じやすくなります。
就寝時に気を付けることは困難であるため、市販品を使用してもいいですね。口に貼るテープや鼻腔を広げる鼻テープが販売されていますので、鼻呼吸を促進する手助けをします。
5-5. 口周りの筋肉を鍛える
のどにある軟部組織、舌、顔面にある筋肉をトレーニングすることにより、口周りの筋肉を鍛えることができます。口腔咽頭の運動は中等症の睡眠時無呼吸症に対して効果的です。
5-6. クリニックで治療を受ける
大きないびきが日常的に続いている場合は、睡眠時無呼吸症候群が潜在しているかもしれません。
睡眠時無呼吸症候群は、珍しいことではなく、近年クリニックへの相談が増えています。
また、生活習慣病として高血圧や脂質異常症を指摘されている場合、これらの改善を妨げる原因になっている可能性もあり、合併症として命に関わる病気や、日中の眠気による事故などを引き起こすこともあります。お早めにご相談ください。
6.旦那のいびきを止める方法〜妻ができること〜
6-1.体重管理
いびきの原因となる首回りの脂肪が減ることがポイントで、脂肪組織による気道の圧迫がとれるため、いびきの音の軽減、消失に減量はとても効果的です。
いびきの症状があり、旦那さまが肥満気味である場合は、食事管理などご夫婦で協力して行うことをおすすめします。
6-2.寝室環境を整える
いびきを気にせず眠るための最後の手段は別室にすることかもしれません。小さなお子さんがいて、お子さんの安眠のために寝室を分ける方もいらっしゃいます。
6-3.今すぐ寝たい妻ができる対策
耳栓や、ノイズキャンセリング機能のあるイヤホンを使うことも一つの方法です。
もちろん完全に音をシャットアウトすることはできませんが、ある程度緩和することができます。
いびき治療はこちら7.妻から旦那へ伝えるときのポイント
7-1.「心配」していることを伝える
ご本人にいびきをしていることや、眠れないことなどを伝えると、伝えられた方は自分が責められているような気がしてしまうかもしれません。
そのため、ついつい反論してしまうことや、口論に発展してしまうこともあります。
旦那さまの健康を考え、改善策を一緒に考え話し合うためには、「あなたを責めているのではない」というメッセージを受け取ってもらうことが大切です。
いびきによる騒音ストレスを問題に挙げるのではなく、いびきは放っておくと命に関わる病気になることがあるので心配だ、と心配している気持ちを伝えましょう。
7-2. 「いびきは改善できる」ことを具体的に伝える
いびきによる健康問題の解説をはじめ、いびきと病気の関係について解説しているサイトなどを一緒に見ると説得力も増し、納得してもらえる可能性も高まります。
また、それでも大げさである、そこまでではない…などの反応を示すようであれば、ご自身のいびきを録音して聞いてもらうことを提案してはいかがでしょうか。
実際に就寝中の自身のいびきを聞くことで、真剣に考えるきっかけとなるかもしれません。
最近ではいびきを録音・分析してくれるアプリもたくさんありますので、活用するのも一つの手です。
8.実は夫婦でクリニックに通う方も多い!お気軽に当院までご相談ください
旦那さまの睡眠時の呼吸の様子やお身体が心配で、ご夫婦でご一緒にクリニックに相談するケースが増えています。
当院では旦那さまや奥さまだけでも、ご夫婦でもご来院いただけるので、お気軽にご相談ください。
また、器具をつける、手術をするなど、いびき改善のためにはさまざまな治療方法があります。当院では、痛みやダウンタイムが少ないレーザー治療を行い、いびきの改善を目指します。
レーザー治療は、旦那さまのお身体への負担も少なく、毎日器具をつけるなどの手間もかからないため、取り入れていただきやすい治療です。
いびきでお悩みであれば、ぜひお早めに東京ワンダークリニックまでご相談ください。