VIO脱毛の基礎知識|メリットや注意点、気になる費用についてもご紹介
VIOの医療脱毛とは?
VIOの医療脱毛とは、医療機関でデリケートゾーンに生えているムダ毛を処理することをいいます。
同じく脱毛と聞いて頭に浮かぶのがエステ脱毛ではないでしょうか?
エステ脱毛は、無資格でも行うことができますが、医療脱毛は医師や看護師など、国家資格をもった人しか施術ができません。もし万が一、脱毛による肌トラブルが起こった際もスムーズに対応してもらえるのが医療脱毛の特徴です。
医療脱毛は、エステ脱毛と比べて痛みが強いのが特徴ですが、その分照射パワーが強いため、一度の施術で効果を感じやすく、施術回数を抑えられるメリットもあります。
VIOライン、それぞれの部位について確認!
VIOラインとは、デリケートゾーンの部位をアルファベットで表したものです。
VIOの範囲は男女で説明の仕方が異なりますので、以下をご確認ください。
《メンズのVIOライン》
Vライン:おへその下から生殖器の間(下着を履いた時に隠れる部分)
Iライン:生殖器からお尻までの縦のライン
Oライン:肛門周り
《レディースのVIOライン》
Vライン:おへその下からビキニライン(逆三角形になっているところ)にかけて
Iライン:小隠唇の両サイドにある縦のライン
Oライン:肛門周り
イラストで見るとわかりやすいのですが、それぞれの部位はVIOの文字通りの形になっていることから、このように呼ばれるようになりました。
また、女性の場合、医療脱毛なら粘膜(Iラインの中心、少し湿っている部分)への脱毛もできます。
エステ脱毛ですと、衛生面や肌トラブルに対応しきれないケースも多いので、はじめから粘膜の脱毛を行っていないサロンが多いです。
医療脱毛なら、粘膜のムダ毛まで綺麗にしてもらえるため、粘膜に残ってしまったムダ毛に悩む必要もありません!
VIOの医療脱毛、何歳から受けられるの?
医療脱毛の年齢制限についてですが、「何歳以上にならないと脱毛ができない」といった決まりは存在しません。
未成年の場合、医療脱毛クリニックごとに年齢制限を設けていたり、親の承諾書などが必要だったりするので、施術を検討している医療脱毛クリニックの施術条件を確認しましょう。
実際に、高校生くらいになると水着を着た時などのVIOラインのムダ毛が気になり、未成年でも脱毛をする方もいらっしゃいます。
ただ、小学生や中学生などの成長期に脱毛をしてしまうと、再び毛が生えてきてしまうこともあるので 、未成年の方が脱毛を受ける際は医師と相談したうえで進めてください。
VIO医療脱毛のメリットや注意点について
続いて、VIO脱毛のメリットから注意点まで見ていきたいと思います。
VIO医療脱毛にはこんなメリットが!
・下着や水着から出るムダ毛を気にすることが少なくなる
・自己処理・セルフケアが、ほぼ必要なくなる
・デリケートゾーンの汗ムレやかぶれを軽減できる
・医療機関による脱毛のため、肌トラブルが起こった時でも相談できる
VIOのムダ毛が気になって、水着を着る時に自己処理をしていた、という方も多いと思います。
医療脱毛をすれば、「ムダ毛がはみでないか」と心配することも少なくなくなりますし、なにより自己処理がほぼいらなくなるのは、かなりのメリットですよね。
また、デリケートゾーンに生えている体毛に汗が絡まると、汗ムレやかぶれを引き起こすことがありますが、綺麗に脱毛することで上記のような症状を緩和させることも。
そして医療脱毛の最大のメリットは、厚生労働省に認められている医療機関で受けられるということ。
施術後の肌トラブルにも柔軟に対応してもらえるので、もしもの時にも相談できる点が医療脱毛ならではの良さです。
知っておきたいVIO医療脱毛の注意点
続いて、VIO医療脱毛を受ける際の注意点を解説してきます。
・施術前の自己処理・セルフケアを忘れない!
VIO医療脱毛を受ける前に、あらかじめ自己処理を行う必要があります。ただし、Oラインは自分で処理するのが難しいため、クリニックで対応してもらえることがほとんどです。Vライン、Iラインを自己処理する際は、肌を傷つけないようゆっくり丁寧に剃るようにしましょう。
・生理中は脱毛できないケースが多い
生理中は、肌が敏感になりやすく衛生的にも良くないため、生理中の脱毛はほとんどの場合断られてしまいます。脱毛をする際は、生理以外の期間を選ぶようにしましょう。
・照射パワーが強いため痛みを伴う可能性がある
VIO部分に生えているムダ毛は、太くてしっかりしているため、他の部位に比べて痛みを強く感じる方が多いようです。痛みに弱い方は耐えられるかな?と不安に思うかもしれません。ただ、最近はレーザー機器の進歩や脱毛手法の変化から、痛みを抑えた施術ができるようにもなってきています。どうしても不安な方は、脱毛を検討しているクリニックに痛み対策をどうしているのか聞いてみるのも良いでしょう。ちなみに当クリニックでは、従来の医療脱毛のレーザーよりも痛みが軽減される「メディオスター脱毛」を採用しているのと、痛みに弱い方向けに「リラックスガス麻酔」を使う対策をとっています。
・脱毛後の汗対策に気を付ける
脱毛後、汗を受け止める役割をしていたムダ毛が無くなったことで、デリケートゾーンにかいた汗が下着に付着してしまう可能性があります。汗の有無も個人差がありますが、念のため着替え用のインナーショーツを持参すると良いでしょう。
・かゆみ・やけど・毛嚢炎(もうのうえん)などの肌トラブルが起こる可能性がある
照射パワーが強い医療脱毛を受けると、肌トラブルを引き起こしてしまうケースもあります。具体的には、脱毛部位のかゆみ、赤み、ヤケド、毛嚢炎(皮膚の毛根を包んでいる部分が炎症すること)などです。脱毛後、肌に異変などが起きた際には、すぐに施術を受けたクリニックに相談しましょう。
・打ち漏れ
信頼できる医療機関で施術を行った場合でも、打ち漏れが発生する可能性があります。打ち漏れとは、レーザーがきちんと当たらなかった部位に毛が残ること。クリニックにもよりますが、無料で打ち漏れした部分に照射しなおしてもらえることもあります。打ち漏れかも?と思った時は、早めにクリニックへ連絡することをおすすめします。
VIOの医療脱毛は何回受ければ効果がでるの?
施術の回数は人によって変わってきますが、医療脱毛の場合、効果を実感するまで、だいたい5~6回ほどの施術が必要となります。
エステ脱毛の場合は、10回ほど必要になることも…。施術回数が多いほど、途中でリタイアする可能性が高くなりますし、期間もその分かかってしまいます。
医療脱毛であれば、エステ脱毛に比べて少ない回数で済むのは嬉しいポイントですね。
従来の医療脱毛だと、だいたい5~6回の施術が必要とお伝えしましたが、当クリニックで使っている脱毛機器、「メディオスターnext」なら、毛を生やすために必要な「発毛因子」を出すバルジと呼ばれる部位に、直接レーザーを照射するため、人によっては、わずか4回で脱毛出来るケースもあります。また施術を受けるタイミングも、従来は毛の成長サイクルに沿って、だいたい2か月間隔で行っていたのが、1か月間隔で出来るようになっています。ただし、回数や施術タイミングには個人差がでてきますので、詳しい内容に関しては直接医師にお尋ねくださいね。
VIO医療脱毛は高い!?VIO医療脱毛の価格について
医療脱毛は高いのでは?と思われている方も多いと思います。VIO医療脱毛の相場は、5回の施術でだいたい75,000円~100,000程度となっていて、1回あたりは15,000円~20,000円程度です。ちなみに当クリニックのVIO医療脱毛の費用は、スムースコース4回で68,720円です。
ちなみに前述のとおり、脱毛には施術回数とそれに応じた期間がありますので、価格を確認する際は、金額の額面だけでなく、そのこともあわせて見る必要があります。
そして、気を付けたいのが脱毛の費用が安すぎるケースについてです。
特にエステ脱毛の場合は、月額数千円で施術を受けられる、激安キャンペーンを行っていることが多いです。脱毛の費用があまりに安いと、予約が取りにくかったり半年おきにしか通えなかったりと、スムーズに通えないケースもあったりしますので、ご注意ください。
また、カウンセリングの際に、「6回コースで大丈夫ですよ!」と説明されて施術を開始したものの、その6回が完了したら追加施術をおすすめしてくる…という話もしばしば耳にします。気が付いたら10回以上も通っていた!なんてこともあるようなので、明らかに他社と比べて安すぎるサロンには注意してくださいね。
まとめ
ここまでVIOの医療脱毛についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
医療機関で受けられるVIO医療脱毛は、クリニックで受けられるので、比較的安全性の高い施術だと言えます。
とはいえ、使用するレーザー機器などによって痛みや回数なども変わってきますので、施術の際には医師にしっかり確認してくださいね。
また、メリットがたくさんあるVIOの医療脱毛ですが、肌トラブルのリスクや施術前に行う自己処理、打ち漏れなど注意点もいくつかありますので、覚えておきましょう。
「VIOを脱毛したいなぁ」と考えている方は、是非ここでお伝えした内容を参考にして、VIO医療脱毛を検討していたただければと思います。